備忘録

日々の所感など


最強の節税手段は海外に住むこと

節税と言っても住宅ローン控除や生命保険控除、ふるさと納税等いろいろあるが、最強の節税手段は海外に住むことだと思う。ここシンガポールでは住民税、贈与税、相続税はなし、所得税は収入にもよるが概ね5〜10%、株の売却益や配当に対しては非課税と、日本に比べて大幅に税金が安い。永住者であればCPF(日本でいう年金)を収める必要があるのだが、それを考慮しても収入に占める手取りの割合は日本より大きい。実際、日本にいる時より金が貯まるようになった。

 

特に株をやっている人はシンガポールに住むメリットは大きい。シンガポールのフィリップ証券などからでも日本の株は買えるので、わざわざ税率の高い日本で株を保有する理由はないだろう。実際、私は移住のタイミングで楽天証券で保持していた株を売却し、フィリップ証券で買い直した。こちらでは配当にも税金が掛からないので、資産運用にはうってつけと言える。

 

シンガポールの難点としては、コンドミニアムに住むと家賃が跳ね上がる点だろう。日本に住んでいた時の倍以上の家賃を払っているので、節税分を若干相殺されてしまっている感がある。コンドミニアムといってもプールやジム、テニスコート等がある以外はHDB(公営団地)とさほど変わらないので、それらが必要なければHDBに住むのが得策かもしれない。